2011年サイト作成時の文章は、度々の追記で大変分かりにくいものとなり、以下は2016年6月の手直しです。
      今後もご質問に応じて随時書き加え、分かり易いものにして行きます。

         
  *レッスン対象*
   初心者から演奏家まで。年齢もプロ・アマも問いません。
   但し幼稚園児の場合、一応ひらがなが読めること、又、30分〜1時間のレッスンに集中出来ることが望ましいです。
   成長期のお子さんの場合、毎日自宅で一定時間をピアノに無理なく費やせ、定期的に通えることを希望します。
   つまり、塾その他何種類もの習い事によって隅に追い遣られるピアノの存在ではなく、練習しつつ、遊ぶ時間も充分に持てる環境です。
   幼いうちの遊んだ経験が多いほど、成長してから音楽表現の広さにつながるということもあるでしょう。
   幼稚園児であってもレッスンで互いに熱中すると、1時間半になることも全く稀ではありません。
   とは言え、年齢や目標に応じて指導しております。
   ある程度進んだ方が、指の矯正、タッチやペダリングの基礎を中心に習いたい、というケースも、相談の上対応しております。



  *レッスン内容*
   拙著「ピアノと向きあう」(春秋社 2010年発行)の内容です。学習者により順不同ではあります。メニューより「BOOK」をご参照ください。
   本の中ではほんの数行しか取れなかった項目を、それぞれの学習者に応じた時間をかけ、満足頂ける指導をしております。
   数回のレッスンでマスター出来る場合もありますが、月単位、年単位となることもあります。



  *指導に於ける得意分野・力を入れている点*
   ・脱力、指の形・動きの矯正
   ・豊富な音色を出すためのタッチの基礎(拙著の中で分類した「18種類のタッチ」)
   ・豊富なペダリング(使う足の部分の指導に始まり、進度に応じてペダルの深さのコントロールや離し方、ヴィヴラートペダルなどを駆使することで、表情もフレーズもリズムも変化します)
   ・作曲された時代による表現の違い
   ・全ての時代の作品演奏の基礎となる、バッハの2声インヴェンションや3声シンフォニア
   ・弾けない原因を見つけ、相応しいテキストを探して(或いは書いて)練習して頂いています
   と書けば大変堅苦しく感じられますが、これらを自然にマスターしていく方向、作品を演奏者の個性豊かに自由に演奏出来るよう仕上げていきます。
   上記は、その為の過程です。生徒により扱う基礎の教材は様々ですが、どんな難曲を弾く場合にも「必要」と感じた基礎は、妥協することなく、且つ楽しみながら練習して頂いています。
   (音大を出たものの練習の仕方に躓いている、という方々にも基礎から詳しくお教えしております。常に「基礎はやってやり過ぎることはない」「急がば回れ」です)




  *レッスン代*
   ご相談に応じますのでお尋ねください。
   下記は余り厳密ではなく、例外も少なくないのですが、お尋ねが多いため参考までに記します。プロ・アマ、大体同じです。詳しくは直接お尋ねください。
    ・幼稚園生〜小学生:毎週通って頂くことが望ましいので、月極にてお納め頂きます。
     金額はレヴェルや目標、またレッスン時間に応じますが、1回が約1時間の場合、幼稚園児は1ヶ月12000円より、小学生は1ヶ月15000円より。
     やむを得ない事情で毎週通えない場合にはワンレッスンにて。金額はご相談に応じます。
    ・中学生以上:毎週通われる方は月極にて金額は上記に準じ、そうでない方は時間や練習目標も加味し、ワンレッスン制にて頂いております。
           例えば月に1回の場合は教える内容も多くなり、短くとも1時間半〜2時間はかかります。大体1万円を頂戴しております。
    ・バイトをしてのアマチュアの大学生はワンレッスン8000円、レッスン日は本業に支障の出ない回数でその都度お決めください。
    ・社会人の方々(プロを含む)もワンレッスン制で、基本的には1時間半まで1万円ですが、1時間半を超えた場合は30分毎に超過代5000円を頂きます。
     但し余り厳密ではありませんし、合計2万円を超えて頂くことはありません(「時間無制限で2万円」ではありません。大体3時間位までで終えます)。
     いずれにせよご相談くださいませ。とは言え、最初の1−2回は余りに盛り沢山の「マイナス方向の修正」を中途半端で終わらせられずに長引く常です。

     

    2020年からのコロナ禍は、遠方から電車を乗り継いで来られることを避け、LINEで動画を送受することでレッスンを補っております。
     こちらから「タッチの基礎」に関する動画を無料配布し(終了しました)、それをマスターする為の練習動画をお送り頂き、何回も再生して拝見し、こちらからアドバイス動画(1本千円にて必要とする本数を)を送っています。
     或いは、練習中の曲の動画をお送り頂き、その演奏の細部へのアドヴァイス(これは1本千円ではありません。ご相談の上です)を5〜10本も返送する(LINEの1本は5分が最長ですから)など、
     コロナ禍ならではの方法も提言し、実行しております。
     (いずれにせよLINEのレッスン代は「格安」との言葉が相応しいのではないかと思うような額で行っております)



   *レッスン場*
    アクセス:最寄り駅は井の頭線久我山駅、若しくはJR西荻窪駅
         詳しくはメールでお尋ねください
    設備:約28畳(9.1m × 4.095m)の防音室
       床下には土台が30cm毎に四方へ入っているため、2011年3月11日の地震では何も落ちず倒れず、余震も気付かないほどの強さです。
    ピアノ:ベーゼンドルファーフルコン(1917年)、スタインウェイO型、ヤマハG3型(象牙の鍵盤、3本ペダル)
       (以前ここに記していた、中のメカニックがベーゼンドルファーのヤマハは、別室に移動し、現在はレッスンに使用していません)


      IMG_2527_2.jpg
      上の写真は、音楽雑誌「ショパン」2005年10月号に、木之下晃氏が撮影・文章を掲載してくださったものです。
        大きな写真は2005年当時の北側の配置、左上の小さな写真は南側です。クリックで拡大の上ご覧下さい。



   *出張レッスン*
   ご遠方の方々には、複数名であればこちらから出向いて個人レッスンを行います。交通費その他はご相談ください。



   *その他*
   ・お試しレッスンも可能です。但し無料ではありません。「お試し用」には組まず、実際の(最初は厳しく細かいと思われることの多い)内容とレッスン代を納得して頂くためです。
   ・個人レッスンとは別に、理想は1ヶ月〜2ヶ月に1回、テーマを決めた「勉強会」あり(レッスン室)。内容は、サイト【別館】にも折にふれて記録しています(全部ではありません)
   ・発表会は1年〜1年半に1回、会場を借りて行ってきました。余りに長時間に及ぶため、数名ずつのジョイント形式で開催することも考え中です。
  

    メールは、servus2008★gmail.com の★を@に置き換えて送信願います。


  

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