奥 千絵子
『名曲への序章』

2012年10月25日リリース


(画像クリックで詳細をご覧になれます)


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寺西基之氏による「このアルバムに寄せて」より抜粋

「しかし奥千絵子さんの弾くこのアルバムに耳を傾けてほしい。1つ1つの曲がなんと個性的で、短い中にも豊かな音楽的な広がりと多様な表情を持っていることか。」
「鍛錬用としか見なされていない作品の内実を見据え、そこに秘められた美質を引き出そうとする奥千絵子さんのこうした姿勢は演奏家にとって鑑とすべきものだろう。」



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『レコード芸術』2013年1月号に於いて「準特選盤」として取り上げられた(約3分の2ページ)

以下本文より数行を抜粋
全文をお読みになりたい場合には、2013年1月号をご購入ください。

(濱田滋郎氏による「推薦」より)
この人は膠原病を病むというハンディキャップを背負いながらピアニストとしての道を歩みつづけ、数年前に 
編まれたCDでも特選盤になったと記憶する。ここでも奥千絵子は、ニュアンスに富んだ弾きぶりで、これらの
練習曲の、音楽作品として具えている妙味を、たいへんよく伝えてくれる。しかも、ピアニスト自身による 
注釈が20数ページにもわたる詳細で行き届いたものになっていることも特筆に値しよう。そのことも併せ、 
このCDは、音楽に対する、そして人に対する真心の産物として豊かな価値を帯びている。         

(那須田務氏による「準」より)
入念に磨かれた一級のタッチとメリハリのある明快な表現でどの曲も、練習曲の模範演奏の水準を超えている。
とくにブルクミュラーは聴き応えがある。第19曲〈アヴェ・マリア〉、生き生きとした〈タランテラ〉。自身で書いた
27ページ以上もの楽譜を掲載しての解説もすばらしい。ツェルニー《30番練習曲集》と同様、実に見事だが、 
さすがに純粋な鑑賞には向かない。限りなく推薦に近い「準」としたい。                 





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「レコード芸術」11月号 及び「ぶらあぼ」11月号掲載
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